台風による体調不良

今朝のニュースで、強い勢力を持った台風１２号が、今夜から明日の未明にかけて近畿地方に上陸するとのこと。 

なんといってもこういう日は、だるかったり、頭が痛くなったり、吐き気がする…という人、多いと思います。 

これは「気象病」といわれ、低気圧が原因しています。 

☆気圧が急に下がることによって…

 自律神経が刺激される→体内にヒスタミンと呼ばれる物質が増加→不快な症状を引き起こす

 ☆自律神経には、日中に活発に活動する交感神経と、夜にリラックスモードにしてくれる副交感神経の２つがあります。 

台風が接近して低気圧に変化すると ・周りが薄暗くなる ・酸素が薄くなる ・気圧の低下 を自律神経が感じ取ります。

そうすると… 活動的な交感神経→リラックスする副交感神経に変化→だるい・眠い・疲れる でも先ほどのヒスタミンは活発に活動する交感神経を刺激する作用があるので、この2つの正反対の刺激が同時に与えられるので自律神経は大パニックを引き起こし、だるさや頭痛吐き気といった症状が現れ、体調不良となります。 

でもこんな症状が出た時、対処法は腹式呼吸。 

いつも行っている浅い呼吸（胸式呼吸）ではなく、お腹を使って呼吸をする腹式呼吸は、それぞれ交感神経と副交感神経に働きかけてパニックを起こしてしまった状態から正常に戻してくれます。

 是非腹式呼吸をマスターして、台風による不快な症状を吹き飛ばしましょう。