ぶり
今の時期、スーパーへ行くとおいしそうなぶりがたくさん店頭に並んでいます。
ぶりは成長とともに呼び名が変わり、関西ではツバス→ハマチ→メジロ→ぶりと呼び分けています。
出世魚としてお正月料理にも使われますが、12月~2月の寒い時期には脂がのっていて美味しくいただくことができます。
でも脂って摂り過ぎると成人病になってしまうのかな~というイメージですが、ぶりの場合は積極的に摂り入れたい脂なんです。
ぶりに含まれる脂はDHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)が豊富に含まれています。
DHAは記憶力の向上やアルツハイマーの予防、EPAは動脈硬化や心筋梗塞、糖尿病などの予防に役立ちます。
また糖質や脂質の代謝に不可欠なビタミンB群、カルシウムの骨への吸収を助けるビタミンD、動脈硬化予防や肝機能強化、眼精疲労緩和に作用するといわれているタウリンもたっぷり含まれています。
調理法は… ぶり大根、照り焼き、ぶりしゃぶ、塩焼き…たくさんの調理法がありますが、やっぱり一番のおススメはお刺身だそうです。
ぶりに含まれるDHAとEPAは熱を加えると流れ出してしまうためお刺身で、しかもツマと一緒に食べると消化吸収も助けてくれます。
ぶりの脂は酸化しやすいので、新鮮なものを食べて下さいね。
あとは蒸し料理にしても、栄養の流出を防げます。
ブロッコリーなどの野菜と一緒に蒸すのも良いようです。
ぶりの選び方は… 切り身の場合、薄いピンク色でつやがあって、身割れしていないものや血合いの色が黒ずんでいないものなどが良いようです。
丸ごと一匹の場合は、身が締まっていて弾力があり、目が澄んでいて、魚体は黄色い筋がはっきりとしているものがお勧めだそうです。
保存する場合は、切り身はペーパータオルで水分や汚れをふき取って、空気が入らないようにラップをして、ポリ袋にいれて口を閉じ、パーシャル室で一週間以内にお召し上がりください。
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