「生きていることに感謝する」
京セラや第二電電(現KDDI)の創始者で日本航空(JAL)の再建者である稲森和夫さんの六つの精進の中の一つ、「生きていることに感謝する」より。
人は自分一人では生きていけません。
空気、水、食料、また家族や職場の人たち、さらには社会など、自分を取り巻くあらゆるものに支えられて生きているのです。
そう考えれば、自然に感謝の心が出てくるはずです。
不幸続きであったり、不健康であったりする場合は「感謝をしなさい」と言われても、無理かもしれません。
それでも生きていることに対して感謝することが大切です。
感謝の心が生まれてくれば、自然と幸せが感じられるようになってきます。
生かされていることに感謝し、幸せを感じる心によって、人生を豊かで潤いのあるものに変えていくことができるのです。
いたずらに不平不満を持って生きるのではなく、今あることに素直に感謝する。
その感謝の心を「ありがとう」という言葉や笑顔で周囲の人たちに伝える。
そのことが、自分だけでなく、周りの人たちの心も和ませ、幸せな気持ちにしてくれるのです。
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