平均寿命と健康寿命
厚生労働省の調査によると、2016年の日本人の平均寿命は女性が87.14歳、男性は80.98歳。 これは過去最高だそうです。
平均寿命とはその年に生まれた0歳児が平均で何歳まで生きるかを国の統計に基づいて予測したものです。
対して2016年の日本人の健康寿命は女性が74.79歳、男性は72.14歳。
健康寿命とは『平均寿命のうち、健康で活動的に暮らせる期間。WHO(世界保健機構)が提唱した指標で、平均寿命から、衰弱・病気・痴呆などによる介護期間を差し引いたもの』(デジタル大辞泉より)
つまり平均寿命から健康寿命を差し引いた期間が女性では12.35歳、男性では7.86歳。
この期間が支援や介護を必要としている期間です。
いつまでも元気に過ごすためには、健康寿命を延ばすことが大事です。
ロコモティブシンドローム(通称ロコモ)という言葉がありますが、これは骨や関節や筋肉などの衰えにより、歩行や立ち座りなどの日常の動作に支障をきたしている状態のことで、この状態が進行すると介護が必要になったり、寝たきりになったりします。
このような状態を避け、いつまでも自立した生活を送るためにも、食生活や運動に気を配り、身体のメンテナンスを心がける必要があります。
骨や筋肉の衰えは40~50代から感じることがあります。
このくらいの時期から日常生活の中でも運動を心がけ、骨や筋肉を鍛えて健康寿命を自分で延ばす努力が大切なようです。
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