骨盤の働き
骨盤は人間の骨格のなかで中心部分にあり、上は背骨、下は股関節に繋がっていて、いわば全身を支える土台のような役割をしています。
厳密に言えば骨盤は仙骨、腸骨、恥骨、坐骨の4つの骨から出来ています。
骨盤の主な働きは…
・歩くとき、足からの衝撃を吸収して上半身の重さを支えています。
足と胴体をつなぐ股関節と連携していて、歩く動作を支えています。
・骨盤の中には内臓や生殖器などがあり、それらを衝撃から守り、下から支えています。
骨盤が歪み内臓を支えることができなくなると、内臓はさがってきてポッコリお腹の原因になります。
・座る時、坐骨を支点として身体全体の台座になっています。
理想的な姿勢は座骨の2つの支点で上半身を支えます。 横座りしたり、足を組むと座骨の1点でしか支えることができなくなるため骨盤の歪みの原因となります。
・立ったり、座ったり、歩いたり、上半身を起こしたり…と骨盤は骨格の中心で常に上半身を支える役割があります。
骨盤がずれると体重のかかり方が均等にならなくなるのでО脚やX脚の原因となります。
・妊娠すると…
赤ちゃんの入っている子宮は骨盤の中にあります。
骨盤は出産まで赤ちゃんを守り、支えるという大事な役割があります。
0コメント