実際に地震が起きた時に行動すること
余震がだいぶ少なくなって落ち着いてきましたが、今一度確認したいと思います。
大きな揺れを感じたらまずは頭と身体を守る 先日の地震の時でもとっさの時には身体が固まって動けなくなり、なかなか机やテーブルの下には行けません。
が、まずはあちこちから倒れてくる家具や落下物からなんとか身を守ることが大事。
寝ている時は落下物などの衝撃を少しでも軽くするためにも、布団の中にもぐって頭と身体を守っていた方が安全なことも。
揺れがおさまったらガラスなどの破片で怪我をする危険性がありますので、絶対に素足で歩かないで靴を履く。
室内でもいつもスリッパを履いておくと良いでしょう。
寝るときに近くに底の厚いスリッパかきれいに洗った靴などを置いておきましょう。
激しい揺れが収まったら火の元を確認。ガスの元栓もしめておくと良いでしょう。
家を離れるときはブレーカーを落とす。 災害時に電気が一番早く復旧するといわれていますが、避難するときは停電しているのでブレーカーを落とさないで外へ避難してしまうと、地震で倒れたり家具の下敷きになっていた電気製品が、電気の復旧で再び作動して、これが火元となって火事が起きてしまうことがあります。阪神淡路大震災の時でもわかっただけで建物火災の約6割が、また東日本大震災の時でも火災の過半数が電気関係の火災だったといわれています。 このような火災は人がいない時に発生するので発見が遅れて初期消火が出来なくて延焼してしまうことです。 これを防ぐためにも停電している状態の時でも外出するときには必ずブレーカーを落とすことが大事だそうです。 最近では揺れを感知して自動的にブレーカーを落とすものがあり、簡単に設置できるようです。
非難するときはできれば車はやめる。 家族に避難困難者がいたり、車がないと生活できないような場所で生活している人は別ですが、徒歩で避難所まで行ける方は徒歩で非難する。車だと途中で倒壊した建物や道路のひび割れで立ち往生してしまうことがあり、そうなるとすぐに大渋滞となり、引き返すこともできなくなります。 またそれが原因で救助活動の車にも大きく影響が出てしまいます。
車を使わなくても避難できる場合は、できるだけ車を使わないで非難しましょう。
地震は起きない方が良いのですが、万が一起きてしまったときにはあらかじめ準備と心構えをしておくと、冷静に行動することができます。
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